外壁にカビが発生する原因は主に以下の3つが挙げられます。
1. 湿度の高低
カビは、湿度の高い場所を好みます。外壁は、雨や結露によって湿りやすいため、カビが発生しやすい環境と言えます。特に、日陰になりやすい北側や、風通しの悪い場所は、湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい傾向があります。
2. 汚れ
外壁に汚れが付着していると、その汚れを餌にしてカビが生えてしまうことがあります。特に、コケや藻などの植物性の汚れは、カビの栄養源になりやすいので注意が必要です。
3. 塗膜の劣化
外壁の塗膜が劣化すると、防水性が低下し、雨水が内部に浸透しやすくなります。また、塗膜が劣化すると、表面が粗くなり、汚れが付着しやすくなります。
カビの発生を防ぐためには
- 湿度の高い場所を減らす
風通しの良い場所を作る、換気扇を回す、除湿機を使用するなどして、湿度の高い場所を減らしましょう。
- 外壁を清潔に保つ
定期的に外壁を掃除し、汚れやコケなどを除去しましょう。
- 外壁塗装を定期的に行う
外壁塗装は、5~10年程度で劣化するとされています。定期的に外壁塗装を行うことで、塗膜を保護し、カビの発生を防ぐことができます。
その他、カビについて
- カビは、人体に有害な物質を発生させる可能性があります。そのため、カビを発見したら、早急に対処することが大切です。
- カビの除去には、カビ取り剤を使用することができます。ただし、カビ取り剤は強力な薬剤なので、使用方法をよく読んで使用しましょう。
- カビが広範囲に発生している場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。