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『2023年』外壁塗装の塗料6種類の特徴・価格は(・・?選び方と塗料の性能も紹介

外壁塗装の満足度を大きく左右する塗料選び(^^♪

ご自身の希望に沿った塗料を選ぶのが大切ですが、『どんな塗料があるのかわからない・・』と困っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、初めての外壁塗装を検討している方に向けて、人気の塗料や選び方の基礎知識を詳しく解説していきます(/・ω・)/

主に、以下3つの項目を開設していきます。

・外壁塗装、塗料種類の特徴・価格・塗料の選び方、性能 

1.外壁塗装の6種類一覧

『アクリル』 『ウレタン』 『シリコン』 『フッ素』 『無機』など、外壁塗装の塗料には様々なグレード・種類が存在しています。

機能性などにもよっても分類されており、外壁用塗料は一般的に以下の6種類に分かれます。

まずはじめに塗料の特徴を簡単に見ていきましょう( ..)φメモメモ

アクリル塗料

アクリル塗料は、アクリル樹脂から作られたもので、住宅用の塗料では耐用年数が1番低いものになります。

特に屋外では耐久性に弱みがあります。外壁の塗り替えで使われることはほとんどありませんが、価格が安いため、新築施工時に費用を抑えるために使われることもあります。

塗装費用は、塗料と作業費合わせて1,500円/㎡前後、耐用年数は6年~8年が目安です。

アクリル塗料はとにかく安価で済ませたい方向きです。耐久性は望めません。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、ウレタン樹脂から作られる塗料です。

アクリル塗料よりは耐用年数が長いですが、全体の中では2番目に耐用年数が低く、昨年では外壁・屋根の塗装に使われることは少なくなりました。

塗装費用は、塗料と作業費合わせて1,950円/㎡前後、耐用年数は8年~10年が目安です。

ウレタン塗料は、塗装費用を抑えたい方や、10年以内に退去や解体が決まっている場合に向いています。

シリコン塗料

シリコン塗料は、シリコン樹脂から作られる塗料です。

耐用年数・費用ともに標準的で、バランスの取れた塗料です。

2012年にラジカル制御形塗料が登場する前は、もっともコストパフォーマンスのよい塗料でした。

現在でも一定の人気を誇っており、様々な製品が開発されております。

塗装費用は、塗料と作業費合わせて2,000円/㎡前後、耐用年数は10年~15年が目安です

シリコン塗料は耐用年数が短い商品のあるため、選定には注意が必要です。

ラジカル制御形塗料

ラジカル制御形塗料とは、『ラジカル』という塗膜を劣化させる成分を抑制する力を持つ塗料です。

ラジカルは樹脂の名称ではないので、ラジカル塗料の中でも、アクリル樹脂のもの、シリコン樹脂のものに分かれます。

ラジカル塗料はシリコン塗料とほぼ同価格で耐用年数が1~2年長いことから、現在人気を集めております。

塗装費用は、塗料と作業費合わせて2,400円/㎡前後、耐用年数は12年~16年が目安です

注意 最近シリコン塗料でラジカル塗料より耐用年数が高い商品も開発されてますので選定には注意が必要です。

フッ素塗料

フッ素塗料とは、フッ素樹脂から作られる塗料のことです。

ほかの塗料より少々値は張りますが、耐用年数が長く、塗り替え回数を少なくできるというメリットもあります。

フッ素塗料は、親水性に優れているため艶感が特徴となる塗料でもあります。

汚れにくいというメリットもある反面、艶消しの選択ができないデメリットもあります。

塗装費用は、塗料と作業費合わせて4,300円/㎡前後、耐用年数は15年~20年が目安です

フッ素塗料は長期間で見た際に最もトータルコストを抑えることができる塗料です。

無機塗料

無機塗料とは、鉱物やガラスなどの無機物【炭素を含まないもの】を配合して作られた塗料のことです。

塗料に劣化の原因となる樹脂成分ををほとんど含まないため劣化が遅く寿命が非常に長いのが特徴です

耐用年数が最も長い塗料になるため、塗り替えの回数を減らしたい方、お家に綺麗な美観を長く残したい方にオススメです。

塗装費用は、塗料と作業費合わせて5,300円/㎡前後、耐用年数は25年~30年が目安です

無機塗料は静電気が発生しにくいため、ホコリも付きにくく、親水性も優れているので外壁に汚れがついても雨水で洗い流してくれるセルフクリーニング機能があります

2.外壁塗装塗料に付加できる機能

塗料の本来の機能は塗装面の着色や保護です。しかし塗料の製品によっては、以下のような付加機能を持たせることができます。

遮熱機能

遮熱機能は、太陽光を反射させることで室温を下げる効果があります。

室温を下げる効果はありますが、『冬場に建物を寒さから守る力』という断熱効果は遮熱機能にはありません。

断熱機能

断熱機能とは、太陽光の熱伝導を抑え室内の温度変化を抑制する機能のことです。

断熱と遮熱の違いは『室温の下降を抑制する効果があるかどうか』です。

断熱機能は屋外の熱の侵入を抑え、屋内の熱を逃げにくくする機能のため、暑さと寒さの両方に効果があります。

断熱機能は遮熱機能よりも高機能のため価格も高いです。

弾性機能

弾性機能とは伸縮性のある柔らかな性質の素材です。

ひび割れ、地震などの振動に強く、防水性にも強い効果を発揮します。

ただし、湿気をため込みやすく、他の塗料に比べて塗膜が膨張しやすいこともあります。

親水性機能

親水性機能は、塗膜の表面についた雨水が水滴にはならずに薄く広がる機能のことです。

通常の塗膜は雨水が塗膜に馴染んでしまうところ、親水性をもつ塗膜は、雨水が外壁に付着した汚れを浮かし、洗い落とす効果を発揮します。

光触媒技術

光触媒技術とは、セルフクリーニング機能と抗菌作用を発揮する機能です。

太陽光で表面をセルフクリーニングするため汚れが付きにくく耐用年数が高いのが特徴です。

最後に:後悔のない外壁塗装を目指して!

塗料選びは、外壁塗装の成否をわける非常に大事な選択です。

塗料次第で家の耐久年数が変わったり、費用も数十万変わってきます。

だからこそしっかりと塗料の事を知り工事をしてください。

時々この記事を振り返りぜひ良い塗料を見つけ少しでも皆様がいい工事になればと思います。

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