雨漏り調査について
雨漏りは、放置すると建物の劣化やカビの発生など、様々な問題を引き起こす可能性があります。そのため、早めに対処することが重要です。
雨漏り調査は、雨漏りの原因箇所を特定するための作業です。調査方法はいくつかあり、状況に合わせて複数の方法を組み合わせて行うこともあります。
代表的な雨漏り調査方法
- 目視調査
雨漏り痕や外壁の劣化状況などを目視で確認する調査方法です。比較的安価で迅速に調査できますが、原因箇所を特定できない場合もあります。
- 散水調査
屋根や外壁に水をかけ、雨漏り痕を確認する調査方法です。実際に雨漏りしている状況を再現できるので、原因箇所を特定しやすいというメリットがあります。
- 赤外線調査
赤外線カメラを使って、建物の表面温度を測定する調査方法です。雨漏りによって濡れた部分は、周囲よりも温度が低くなるため、赤外線カメラでその場所を特定することができます。
- 蛍光塗料調査
蛍光塗料を混ぜた水を建物に散水し、雨漏り痕を光で照らして確認する調査方法です。目に見えない微小な雨漏り痕でも発見することができます。
雨漏り調査を依頼する際のポイント
- 複数の業者に見積もりを取る
調査費用や調査内容は業者によって異なるため、複数の業者に見積もりを取ることをおすすめします。
- 調査方法について説明を受ける
どのような調査方法を行うのか、事前に業者から説明を受けましょう。
- 調査結果を詳しく説明してもらう
調査結果だけでなく、原因箇所や補修方法についても詳しく説明してもらいましょう。
- アフターフォローについて確認する
補修後も雨漏りが発生した場合の保証内容などを確認しておきましょう。
雨漏り調査の費用相場
雨漏り調査の費用相場は、調査方法や調査時間によって異なりますが、一般的には数万円程度です。
雨漏り調査が得意な業者を探す
雨漏り調査は、専門的な知識と技術が必要となるため、雨漏り調査を専門とする業者に依頼することをおすすめします。
自分でできる雨漏り調査
簡単な雨漏り調査であれば、自分で行うことも可能です。
- 雨漏り痕を確認する
天井や壁に雨漏り痕がないかを確認しましょう。雨漏り痕は、シミやカビ、膨らみなどとして現れることがあります。
- 屋根や外壁を目視で確認する
屋根や外壁に破損や劣化がないかを確認しましょう。特に、雨樋や換気口、サッシ周りなどは雨漏りしやすい場所なので、注意深く確認しましょう。
雨漏りの原因
雨漏りの原因は様々ですが、主な原因としては以下のようなものが挙げられます。
- 屋根の劣化
経年劣化による屋根材の破損や、台風などの強風による飛来物の衝突などが原因で雨漏りが発生することがあります。
- 外壁の劣化
外壁のひび割れや塗装の剥がれなどが原因で雨漏りが発生することがあります。
- サッシの劣化
サッシ周りのコーキング材が劣化したり、サッシ自体が歪んだりすると、雨漏りが発生することがあります。
- 雨樋の詰まり
雨樋が落ち葉やゴミなどで詰まっていると、雨水が溢れて雨漏りが発生することがあります。
雨漏りの補修方法
雨漏りの補修方法は、原因箇所や被害状況によって異なりますが、一般的には以下のような方法があります。
- 屋根の葺き替え
屋根材が著しく劣化している場合は、屋根全体を葺き替える必要があります。
- 部分的な補修
屋根材の一部が破損している場合は、その部分のみを補修することができます。
- 外壁の補修
外壁のひび割れや塗装の剥がれなどを補修します。
- サッシの交換
サッシが劣化している場合は、サッシごと交換する必要があります。
- 雨樋の清掃・交換
雨樋が詰まっている場合は、清掃を行います。
ワンズペイントでは雨漏り鑑定士の資格所持者が2名います。
雨漏れでお困りの際はお問い合わせください。